クラフトコーラの開発・販売による収益向上

相談のきっかけ

コロナ禍での収益向上のために、店舗内でメニュー提供していた「クラフトコーラ」を流通商品化したいという相談をきっかけに支援を開始。

課題整理・分析

クラフトコーラの製造について、自社で取り組むか、食品製造事業者へ委託するかを検討していたため、それぞれのメリットとデメリットを説明して、現状では製造委託でのスモールスタートがベストの選択であるとの提案を行い、製造ロットや委託先選定時のポイントについてアドバイスを実施。

解決策の提案

県内の食品製造事業者のなかから同社の製造・販売計画に適切な製造委託先２社を選定して情報提供の上、相見積書の取得をフォロー。委託先を決定してビジネスマッチングを実施。

成果

1. 令和３年５月よりクラフトコーラの販売を開始。
2. 現在は自社店舗での販売のみであるが、宮崎空港や県内雑貨店での販売も開始予定。今後の売上拡大が見込まれる。
3. 小売バイヤーから既存商品以外に他のフレーバーやテイストを求める要望があったため、新商品開発を目的として、みやざきフードビジネス相談ステーションの実施する「フードビジネス商品開発・ブラッシュアップ支援補助金」の案内を行い申請を支援。無事に採択となり３種のテイストの新開発のほか、３本組み用化粧箱の作成によるギフト市場の開拓及び商品PR動画等の販売促進ツールの作成により、今後益々の売上拡大が見込まれる。
4. 今後は、インターネット市場での販売促進について支援を継続予定。

相談者の声 (芝 真悟 様)

クラフトコーラを商品化するにあたり、どこから手をつけたらいいのかあてもなく困っていたところに、よろず支援拠点のサポートのことを知り相談しました。製造委託先の紹介から相見積の取得まで丁寧にサポートしていただき、スムーズに商品化まで進めることができました。